日本でもiPhoneでテザリングが可能になりました。
我が国でこれは大きな一歩と言えます。
しかし、テザリングはオプションサービスであり、有料です。
それも5でしかできません。
今回は脱獄したソフトバンクのiPhoneのテザリングを
無料で有効化する方法である必要アプリCommCenter patchの使い方を
交えながら書いてみたいと思います。
CommCenter patchの設定と使い方
まずはパッチを当てます。
そのパッチは標準リポジトリにはありませんので
リポジトリを追加します。
そのためにまずは、リポジトリを追加するために
Cydiaアプリの使い方を説明します。
Cydiaアプリの”Manage”の”Sources”を選択し、
右上の”Edit”を選択後、左上の”Add”を選択します。
そして、http://v.backspace.jp/repo/と入力後、
“Add Source”でパッチのダウンロードができるようになります。
リポジトリの追加ができましたら、
CommCenter patchというアプリを探して
OSのバージョンに合ったものをインストールしてください。
次に、OSの設定ファイルを編集します。
ファイルのパスは以下のとおりになります。
/System/Library/Carrier Bundles/iPhone/Softbank_jp.bundle/carrier.plist
脱獄ファイラアプリのiFileを利用する方法です。
この方法ならiPhone単体でできます。
iFileは有料アプリですが無料版もあります。
iFileはApp StoreアプリのiFilesとは無関係です。
Cydiaからダウンロードしてお使いください。
普通のファイラアプリの使い方と同様、
パスの通りに階層を下っていったらcarrier.plistを
プロパティリストビューアーで開きます。
テキストビューアーでもいいですが
プロパティリストビューアーがおすすめです。
無料版ですとテキストの検索ができなくて探すのに苦労すると思いますし。
“apns”→”0:”と下っていき、”type-mask”の値を55にして
設定ファイルの編集を”完了”させます。
最後に、変更を適用するためにネットワーク設定をリセットします。
“設定”アプリで”一般”→”リセット”→”ネットワーク設定を
リセット”とすれば再起動され、テザリングが有効化されていると思います。
“設定”アプリのWi-Fiの下に、”インターネット共有”が出てくれば成功です。
おめでとうございます。
CommCenter patchの注意点と請求の可能性について
CommCenter patchを使って
脱獄テザリングが使えるようになれば、場所に関係なく
ノートPCでネットができるようになります。
それはもちろんのことで、ソフトバンク以外の
モバイルルータを持っているとしても、そのルータは圏外だけど
別キャリアであるiPhoneの回線ならつながるといった場合助かります。
ただ、有料オプションな上、そのオプションを契約したとしても
限られた量しか通信できないのがテザリングです。
それを勝手に無料で使わせてもらっているのだから
普通に動画を見てすぐに大容量通信してしまったり、
いつのまにかPCのバックグラウンドアプリが
とてつもない量通信していたということがあるかもしれません。
その結果ソフトバンクから高額請求が
来るかもしれませんので注意しながら使うようにしましょう。
例えば、テザリング接続はパケット定額の
対象外とされていますのでもし1GBを使用した場合は
1GB=1024MB=約8388608パケット
1パケットあたり0.08円で換算すると
8388608×0.08=¥671,088
となります。
ですので常時使うという事で脱獄デザリンクを使用するのではなく
緊急時用くらいの意味あいで使う方がいいかもしれません。
こんな請求額きたら失禁してしまいますから・・・